ポンドが堅調、英雇用改善や、あすの物価統計控えて=ロンドン為替概況

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ポンドが堅調、英雇用改善や、あすの物価統計控えて=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ポンド相場が堅調。この日発表された英雇用統計が失業率低下、雇用者数増加、求人者数初の100万人超え、賃金高止まりなど強い内容だったことが背景。ただ、景気回復のほかに、EU離脱にともなう東欧からの労働力が減少していることなど人手不足の面があることも指摘されていた。また、あす発表される英物価統計で、消費者物価指数などが一段と上昇する予想となっており、ポンド買いを誘った面もあったようだ。ポンドドルは1.38台後半、ポンド円は152円台後半へと上昇。対ユーロでのポンド買い圧力も続いた。その他主要通貨は、ややドル売りが先行したあとは、ドル買いに方向転換と落ち着かない動きになっている。ドル円は110円台割れから110.10台へと上昇、前日高値に並んだ。ユーロドルは1.1830近辺まで買われたあとは1.18近辺へと反落している。クロス円はまちまち。ポンド円が強い一方、豪中銀のハト派発言を受けた豪ドル円は引き続き上値が重い。ユーロ円は130円付近に高止まり。この後の米消費者物価指数の発表待ちになっている。

 ドル円は110円台前半での取引。序盤はドル売り圧力が先行し、109.95レベルまで下押しされた。その後は買い戻しが入り、高値を110.16レベルに伸ばした。前日の高値水準に並んだ。欧州株は高安まちまち、米株先物は小幅高、NY原油先物は71ドル前後での推移。総じてリスク動向は落ち着いている。

 ユーロドルは1.18近辺での取引。序盤はドル売り圧力を受けて1.1830レベルまで高値を伸ばした。しかし、ドル売りは続かず1.1800レベルまで反落している。ユーロ円は130.13レベルに小幅に高値を伸ばした。その後は130円ちょうど付近に落ち着いている。対ポンドではユーロ売りが優勢。仏中銀のビルロワデガロー総裁は、インフレの上昇は一時的との見方を維持した。

 ポンドドルは1.38台後半での取引。1.3830台へ小幅下押しされたあとは、買いが強まり、高値を1.3882レベルまで伸ばした。ポンド円は152.20台で下げ止まると、152.76レベルまで買い上げられた。ユーロポンドは0.8540近辺が重く、0.8510台へと下落。全般にポンド買いが優勢だった。英雇用統計の内容が強かったことが背景となったほか、明日の英消費者物価指数の上振れに対する思惑も加わっているようだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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