ダウ平均はISM指数に若干上昇も一時的な動き=米国株速報
NY株式1日(NY時間10:17)
ダウ平均 35325.00(-35.73 -0.10%)
ナスダック 15344.74(+85.50 +0.56%)
CME日経平均先物 28550(大証終比:+60 +0.21%)
日本時間23時に発表になった8月のISM製造業景気指数を受けて米株式市場でダウ平均はやや下げ渋る動きを見せた。指数は59.9と予想を上回り、3ヵ月ぶりに上昇に転じた。特に前回落ち込んでいた在庫が判断基準の50を回復しており、新規受注や生産も上昇。しかし、雇用が再び50を下回っており、本日のADP雇用統計の弱さを含めて、週末の米雇用統計が気掛かりなところではある。
ただ、ダウ平均の反応は一時的で、再び下げ幅をやや広げている。
ISM製造業景気指数(8月)23:00
結果 59.9
予想 58.5 前回 59.5
ISM製造業景気指数詳細(8月)
景気指数 59.9(59.5)
新規受注 66.7(64.9)
生産 60.0(58.4)
雇用 49.0(52.9)
入荷遅延 69.5(72.5)
在庫 54.2(48.9)
仕入価格 79.4(85.7)
輸出 56.6(55.7)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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