バイデン大統領が反トラスト責任者にグーグル批判の弁護士指名へ=米国株個別
バイデン大統領は、司法省の反トラスト部門の責任者として、アルファベット<GOOG>傘下のグーグルを批判してきたことで知られる弁護士カンター氏を指名する予定だと伝えている。ブルームバーグが関係者の話をもとに伝えた。テクノロジー大手への締め付け強化を当局が準備している表れだという。カンター氏は昨年、国内大手法律事務所を退所して独立。反トラスト法執行機関にグーグルを訴えるよう働きかけてきた各企業の代表を務めている。
上院で指名が承認されれば、同氏は昨年10月に司法省がグーグルを提訴した反トラスト訴訟や、アプリ配信サービス「アップストア」の慣行を巡るアップルへの調査を担当責任者として進めることになる。
いまのところ、アルファベット株への影響はなく株価は上昇している。
(NY時間14:32)
アルファベット(C)<GOOG> 2639.23(+54.15 +2.09%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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