バーツ円は3.5円割れ、バンコクで飲食店の規制緩和も反応薄=東京為替
週明けのタイバーツ円は続落となっており、節目の3.5円を割り込んできている。タイ政府は21日から、新型コロナウイルスの感染状況が最も深刻なバンコクなど4都県で、飲食店の店内営業を午後11時まで可能にすると伝えられているが、マーケット全体がリスク回避に傾く中でバーツ買いは限定的となっている。
なお、今週は23日にタイ中央銀行が政策金利を発表する予定であり、その前にポジション調整のバーツ売りも出ているもよう。市場予想は政策金利の据え置きがコンセンサスとなっているが、声明を警戒するムードがあるようだ。
THBJPY 3.4967
執筆者 : MINKABU PRESS
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