ベストバイが決算受け上昇 通期の既存店売上高を上方修正=米国株個別
家電販売のベストバイが上昇。2-4月期決算(第1四半期)を発表しており、既存店売上高が予想を大きく上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の既存店売上高を予想以上に上方修正した。パンデミックが衰えても電子機器に対する需要は非常に強いとしている。
同社のビルナスCFOは、今年は当初の予想よりも遥かに力強い年になる」と述べ、第2四半期も勢いを増していることを明らかにしている。
昨年の利益は値引きの減少によって押し上げられたが、今年は値引きが再開する可能性はある。ただ、半導体不足が悪化すると在庫が抑制され、逆に値引きも抑制される可能性があるとも指摘した。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:37.2%(予想:22.1%)
米国:37.9%(予想:21.3%)
海外:27.8%(予想:18.0%)
オンライン事業:7.6%
・1株利益(調整後):2.23ドル(予想:1.34ドル)
・売上高:116.4億ドル(予想:103.7億ドル)
米国:108.4億ドル(予想:95億ドル)
海外:7.96億ドル(予想:6.97億ドル)
・粗利益率(調整後):23.3%(予想:22.9%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・既存店売上高:17%
(通期見通し)
・既存店売上高:3~6%(従来:-2~+1%)(予想:1.76%)
(NY時間09:51)
ベストバイ 121.52(+4.56 +3.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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