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【これからの見通し】米CPIで相場が活気付く、ドル高の動き注視

為替 

【これからの見通し】米CPIで相場が活気付く、ドル高の動き注視

 昨日発表された4月の米消費者物価指数が予想以上に高水準だったことを受けて、相場が活気付いている。米債利回りが急上昇し、米株は下落。為替市場ではドル高方向への動きが広がっている。円相場はまちまち。株安にもかかわらず、ユーロ円やポンド円は買われている。ドル高の主役がドル円だったことを物語っているとも言えそうだが。

 この後の海外市場では、ドル高の動きが一段と進行するのか。それとも、不安定な株式動向が、円相場や米債動向に影響を与えるのか。かなり、複雑な相場展開となりそうだ。市場関係者からは、今後の米金融政策およびその他中銀との比較などについて、いろいろなシナリオや解釈が出てきそうだ。ともかく、市場に活気が出てきたことは確か。このチャンスにはきちんと乗りたいものだ。

 このあとの海外市場で発表される経済指標は、米新規失業保険申請件数(8日までの週)、米生産者物価指数(4月)など。昨日の米消費者物価指数で相場が動意を得たこともあり、きょうは雇用関連、物価関連とまさしくFRBの2大使命に関する指標が発表される。昨日ほどではないにせよ、市場の注目度は高くなりそうだ。

 新規失業保険申請件数は49万件程度が予想されており、前回の49.8万件から小幅に減少する見込み。生産者物価指数は、前月比+0.3%と落ち着く一方で、前年比+5.8%と伸びが加速する見込み。昨日の消費者物価指数と同様に前年比の数字がより注目されそうだ。

 発言イベント関連は、センテノ・ポルトガル中銀総裁、カンリフ英中銀副総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁、マックレム加中銀総裁、ベイリー英中銀総裁、ウォラーFRB理事、ブラード・セントルイス連銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。きょうは米30年債入札(270億ドル)が実施される。米主要企業決算は、コインベース、ウォルトディズニーなど。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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