続伸、供給不足で南東部を中心に需給がひっ迫=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=66.08(+0.80 +1.23%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.80ドル高。その他の限月は0.37~0.80ドル高。
米石油パイプライン大手のコロニアル・パイプラインが供給していた地域で燃料不足が発生していることから引き続き堅調だった。このパイプラインによる供給は週末には復旧する見通しだが、南東部を中心に需給がひっ迫している。米エネルギー情報局(EIA)の週報にはすでに米コロニアル・パイプラインが停止した影響が現れており、本来の需給を認識できないことからあまり材料視されていない。
時間外取引で6月限は64.97ドルまで弱含む場面があったが下値は広がらず、通常取引開始に向けて堅調に推移した。通常取引序盤には66.63ドルまで上昇。ただ、その後は買いが一巡し、高値からやや押し戻された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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