インドネシアルピア円が底堅い、シナブン山の噴火影響は限定的=東京為替
アジアの新興国通貨が対円で円高に傾く中、インドネシアルピア円が底堅さをみせている。25日移動平均線を上抜けてきており、本日は0.7516円前後まで強含む場面もみられた。
インドネシア西部スマトラ島でシナブン山が2日に噴火したが、特に被害が出ていないこともルピア買いにつながっているようだ。また、埋蔵量・生産量とも中国に次ぐ世界二位で、同国経済を支えている錫地金の輸出に底打ちの兆しがみられることも好感されているもよう。ジャカルタ先物取引所(JFX)における2月の取引所出来高は前月から960トン増えて4635トンとなり、昨年12月を上回った。
IDRJPY 0.7512

執筆者 : MINKABU PRESS
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