【これからの見通し】バイデン演説を終えて、次の手がかり探る

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【これからの見通し】バイデン演説を終えて、次の手がかり探る

 年初からのバイデン相場はブルーウェーブ状況に基づいた経済支援策へ期待が軸となっている。米債利回りの急上昇とともに、ドル高の動きが広がった。しかし、今朝のバイデン演説を終えて、経済支援策への期待相場も一段落した感がある。時間外取引の米株先物は下げに転じており、日経平均も売りに押されている。週末調整も相まって相場の方向性はやや見えにくくなってきているようだ。

 来週も米国関連の話題が中心となりそうだ。20日にはいよいよバイデン氏が大統領に就任する。トランプ氏関連のもめごとよりも、新型コロナ対策に注力することとなる。また、新政権発足では、前FRB議長のイエレン氏が財務長官に就任する運びとなっている。19日には上院財政委員会で指名承認公聴会が行われる。FRBと二人三脚での金融・財政政策のポリシーミックスが期待されるところだ。

 このような状況となるなかで、バイデン相場の金利上昇・ドル高の動きが継続するのか。昨年に続いた米FRB緩和継続・ドル安の流れが復活するのか。足元ではドル指数の方向性が混とんとしてきており、来週は新たな方向性を探る局面となりそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、英鉱工業生産(11月)、英製造業生産高(11月)、英商品貿易収支(11月)、英月次GDP(11月)といった一連の英国指標に続いて、ユーロ圏貿易収支(11月)、ブラジル小売売上高(11月)、米小売売上高(12月)、米生産者物価指数(12月)、米ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)、米企業在庫(11月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(1月)などが予定されている。

 発言イベント関連では、キプロス中銀総裁、アイルランド中銀総裁、ヤニスECB監査委員長らのパネル討論会参加、ビスコ伊中銀総裁の講演、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁のバーチャル討論会参加などが予定されている。米主要企業決算は、JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ、シティグループなど金融大手が注目される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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