ドル円は103円台後半推移続く、ドル安基調継続も、雇用統計控え突っ込んだ売りにも慎重=東京為替概況
ドル円は103円台後半での推移が続いた。昨日の海外市場で103円67銭を付けたドル円は、NY午後の買い戻し局面で104円ちょうど前後が重くなり、103円台後半で東京朝を迎えた。戻りの重さが確認されたこともあり、朝方はドル売りが優勢で103円74銭まで値を落としたが、下値進行はそこまで。NY市場の安値にも届かず買いが入ると、その後はじりじりと上昇も103円95銭前後までと104円には届かずという流れに。
この後の米雇用統計発表を控える中で積極的な取引を手控える動きが見られた面も。
昨日1.2175前後まで上昇した後1.21台前半まで戻したユーロドルは1.2150前後のレンジ取引に終始した。レンジは1.2139から1.2154までとなっており、ユーロ高ドル安基調を意識も上下ともに目立った動きを見せなかった。
NY午後のユーロドルの調整もあって126円60銭台から126円00銭台まで調整が入って迎えたユーロ円。午前中はやや頭が重く126円04銭を付けるなどの動きも、126円ちょうど手前の買いが依然機能しており午後は少し買い戻しが入って126円30銭前後での推移に。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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