米株価指数先物 時間外取引 上昇、感染拡大もワクチン期待強くリスク選好ムード優勢
米株価指数先物 時間外取引 上昇、感染拡大もワクチン期待強くリスク選好ムード優勢
東京時間08:11現在
ダウ平均先物DEC 20月限 29967.00(+93.00 +0.31%)
S&P500先物DEC 20月限 3650.00(+13.50 +0.37%)
NASDAQ100先物DEC 20月限 12328.50(+71.00 +0.58%)
米株価指数は時間外で上昇。感染拡大懸念は高まっているものの、コロナワクチン開発への期待が強く、リスク選好ムードが優勢となっている。
新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかっていない。米国で先週末27日、新規感染者数が初めて20万人を突破した。カリフォルニア州サンフランシスコは29日から新たな制限措置を講じると発表。映画館や動物園を休業に。30日からは夜22時から翌5時まで同一世帯ではない人達の集まりを禁止にするとした。ロサンゼルスでも家族以外の人と集まることを禁止に、ショッピングモールでは客数を20%以内に制限するとした。
ただ、一方で新型コロナワクチンへの期待は高まっている。アダムス米公衆衛生局長官は、ファイザーとモデルナ2社の新型コロナウイルスワクチンについて、緊急使用許可(EUA)に向け、迅速な審査承認に取り組む考えを示したとの報道が伝わったほか、ファイザーのコロナワクチンについて、英国の医療製品規制庁が数日中に緊急承認する見通しで、速ければ来週7日にも接種が始まるとも報じられている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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