東京株式(寄り付き)=反落、米経済対策成立への期待後退しリスクオフ
7日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比161円安の2万3272円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が終盤に崩れて大幅反落となった。トランプ米大統領がツイッターで11月の大統領選まで追加経済対策の協議を打ち切ることを表明したことを受け、公的支援が相次いで途切れる「財政の崖」が意識されるなかリスク回避の売りが膨らんだ。これを引き継いで東京市場でも主力株をはじめ売り圧力が表面化している。今週に入り日経平均は上値指向を強めていたが、きょうは目先筋の利益確定の動きが優勢となりそうだ。取引時間中はアジア株市場や米株価指数先物の動きを横にらみに神経質な地合いが予想される。下値では日銀のETF買いなども想定され、下げ幅は限定的とみられる。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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