マイクロンが下落 ファーウェイへの出荷停止を公表=米国株個別
マイクロン・テクノロジーが下落。6-8月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、9-11月期(第1四半期)の売上高見通しについては予想を下回っている。
同社は中国のファーウェイへの出荷を9月14日に停止したことを公表した。メロートラCEOは、「ファーウェイは同社の最大顧客で、失った注文の穴埋めには時間がかかる」との認識を示した一方で、「他のスマホメーカーとの取引は順調で、失った分を他の顧客にシフトすることはできる。ただ、少し時間が必要なだけだ」とも語った。
そのほか需要に関して、企業のIT投資の減少や、一部顧客の在庫積み上がりを背景に、法人需要が鈍化していると述べた、スマホや自動車などの市場は回復の兆候を見せているほか、クラウドとノート型PCの需要は引き続き好調だとも述べている。
(6-8月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.08ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:60.6億ドル(予想:59億ドル)
・粗利益率(調整後):34.9%(予想:35.2%)
・営業キャッシュフロー:22.7億ドル(予想:24.6億ドル)
(9-11月・第1四半期見通し)
・売上高:50~54億ドル(予想:53.3億ドル)
(NY時間09:52)
マイクロン 47.56(-3.15 -6.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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