東京株式(寄り付き)=続落で始まる、米国株急落でリスク回避の売り
24日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比131円安の2万3215円と続落。
米国株主導でリスク回避の流れが続いている。前日の米国株市場では主要株指数が大幅反落となり、NYダウは500ドル超の下落となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は330ポイントあまりの下げで下落率は3%強に達した。買い手掛かり材料に乏しいなか、目先持ち高を減らす動きが顕在化しており、この影響を東京市場も受けている。ただ、大きく下押す場面では日銀のETF買いや値ごろ感からの押し目買いが入り、東京市場は相対的に底堅さを発揮しやすい。外国為替市場でドル高・円安基調に推移していることもプラス材料で、9月末が近づくなか中間期末配当取り狙いの買いなども下値を支える可能性があり、日経平均は2万3000円台を割り込むような深押しはないとの見方も強い。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。