ユーロと株式の正の相関関係は2013年以来の強さ示すとの指摘も=NY為替
先ほどから伸び悩む動きを見せているものの、ユーロドルは買いの流れが続いており、きょうは一時1.1860ドル近辺まで上昇した。引き続きドル安がユーロドルを押し上げている格好だが、過熱感も高まり8月に入って調整の動きも見せていた。一時1.17ドル台前半まで下落し、21日線を試すかにも思われたが、しっかりと21日線の上を維持しており、上向きの流れを続けている。目先は直近高値の1.19ドル台前半の水準が上値メドとして意識される。
投資家のリスク許容度が改善しているのか、株高がドル安を誘発し、それがユーロドルを押し上げている印象が強い。実際、ユーロと株式市場の正の相関関係は2013年以来の強さを示しているという。一方で国債利回りとユーロドルの相関関係は、現在はほとんど見られていないという。
EUR/USD 1.1822 EUR/JPY 126.31 EUR/GBP 0.9036
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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