アジア株 まちまち、上海株は急反落
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数 24890.68(+513.25 +2.11%)
中国上海総合指数 3340.29(-38.96 -1.15%)
台湾加権指数 12780.19(-113.81 -0.88%)
韓国総合株価指数 2418.67(+32.29 +1.35%)
豪ASX200指数 6138.65(+28.45 +0.47%)
インドSENSEX30種 38496.17(+314.09 +0.82%)
11日のアジア株は、まちまち。トランプ米大統領が失業給付の増加などを含む追加の経済対策を実施する大統領令に署名したことで、前日の米国株はNYダウやS&P500が上昇、その後の米国株価指数先物が時間外取引での上昇もあり、アジア株は一部の市場では買い優勢で推移した。上海株は急反落。高値圏での振幅が続いており、一時3400台に乗せたものの維持できず。米中対立の激化懸念などから売りに押されたもよう。トランプ米政権による中国高官らへの制裁措置発表を受け、中国も報復措置を発表した。中国外務省報道官は、米国の当局者や議員ら11人に対し制裁を科すと述べている。
中国大陸市場で上海総合指数は急反落。証券会社の中信証券、化学品メーカーの内蒙古君正能源化工集団、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、ウエハメーカーの三安光電が売られた。
香港ハンセン指数は急反発。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、通信電話サービスの中国移動(チャイナ・モバイル)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)が買われた。
豪ASX200指数は続伸。不動産開発のセンターグループ、不動産投資信託のGPTグループ、銀行大手のウエストパック銀行、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油関連エンジニアリング会社のウォーリーが買われた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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