ドル円朝方に一時104円台、その後も安値圏もみ合い続く=東京為替概況
ドル円は昨日NY市場に続いて、東京朝も一時104円台を付けるなど、ドル売り円買いの流れが続いている。もっとも、104円台での売りには慎重姿勢が見られ、すぐに105円の大台を回復。もっとも、戻りは105円20銭台までで、東京午後は105円00銭台での推移が中心となるなど、安値圏もみ合いの展開に。
これまでのドル安進行が厳しかったこともあり、下値警戒感が出ているものの、基調はまだ下方向となっている。
ユーロドルは1.1730前後での推移。東京市場は1.17台前半での取引に終始した。月曜日に1.1770台まで上昇後、押し目は1.1700前後までとなっており、下値しっかり感が強い。ただ、ドル円以上に直近のユーロ買いドル売りの勢いが強かったこともあり、さすがに過熱感もあって上値追いには慎重姿勢。
第2四半期消費者物価指数が弱めに出た豪ドルは、若干売りが出たもののすぐに戻すなど、下値はしっかり。もっとも上値をトライする勢いもなく、対ドルで0.7160前後での推移に。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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