航空株の下げ目立つ 一部州の新たな規制で予約数が減少=米国株個別
きょうはリスク選好の雰囲気も一服する中で航空株の下げが目立っている。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が米感染第2波の急増と一部州の新たな規制は、旅行者を空の旅から遠ざけていると伝えた。ユナイテッド航空は従業員に対し、一時帰休に備えるよう伝えたという。ニューヨーク、ニュージャージー、コネティカットの各州が、感染者が急増している州からの来訪者に対し14日間の自主隔離を求めたが、その後すぐに同社の今月の予約が減り始めたという。
予約減少が最も顕著に出たのはニュージャージー州にあるユナイテッドのハブ空港で、7月1日時点での純予約数は前年の約16%まで減少した。その数週間前には3分の1程度まで回復していたという。
(NY時間13:51)
ユナイテッド航空 33.13(-2.08 -5.91%)
アメリカン航空 12.14(-0.67 -5.20%)
デルタ航空 27.38(-1.06 -3.73%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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