東京株式(大引け)=288円高と大幅に3日続伸、円安進行も追い風に
3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸。為替の円安進行も追い風となり、旺盛な買いが継続した。
大引けの日経平均株価は前日比288円15銭高の2万2613円76銭。東証1部の売買高概算は15億5248万株。売買代金概算は2兆7736億2000万円となった。値上がり銘柄数は1177と全体の約54%、値下がり銘柄数は896、変わらずは96銘柄だった。
2日の米株式市場では、経済回復への期待からNYダウが上昇した。また、為替も1ドル=108円60銭前後と大幅な円安となった。これを受け、日経平均株価も買い先行の展開となり、一時前日比500円近い上昇で2万2800円台に乗せる場面があった。ただ、買い一巡後は上昇幅が縮小した。中小型株の一角には利益確定売りが流入し、日経ジャスダック平均は14日ぶりに反落した。
個別銘柄ではファーストリテイリング<9983>や、ソニー<6758>、任天堂<7974>が高く、トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>など自動車株が値を上げた。キーエンス<6861>やファナック<6954>、SMC<6273>などファクトリーオートメーション(FA)関連の機械株も買われた。村田製作所<6981>やアドバンテスト<6857>も堅調だった。
半面、ソフトバンクグループ<9984>や武田薬品工業<4502>が安く神戸物産<3038>、NEC<6701>が軟調。FRONTEO<2158>やサーバーワークス<4434>、エムスリー<2413>が値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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