欧州通貨が持ち直す、英欧5月PMI速報値の改善で=ロンドン為替概況

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欧州通貨が持ち直す、英欧5月PMI速報値の改善で=ロンドン為替概況

 21日のロンドン市場は、欧州通貨が堅調に推移している。欧州株が下落して取引を開始し、序盤は下値を模索する動きがみられたが、一連のユーロ圏5月PMI速報値と英5月PMI速報値が予想以上に改善したことが好感され、反発に転じている。ユーロドルは1.0950台まで下押しされたあと、取引中盤には1.1000近辺へと上昇、前日高値をわずかに上回った。ユーロ円は118円割れ水準から118.50付近へと上昇している。ポンドドルは1.21台後半から1.22台円台半ばへ、ポンド円は131円台前半から131円台後半へと上昇。ドル円は序盤に高値を107.85レベルまで広げたあとは、107.70-80レベルでの揉み合いに落ち着いている。パネッタECB理事は、仏独首脳の提案は意義深い前進だ、と5000億ユーロ規模の復興基金創設についてコメントした。一方、5月の英CBI製造業受注指数が過去最悪水準を更新しており、ポンド買いに水を差した。安倍首相の5都道府県が今の状況続けば25日にも解除可能、との発言で経済活動再開への期待を広ける面もあったが、ドル円の反応は限定的だった。

 ドル円は107円台後半での取引。欧州株や米株先物が軟調に推移しているが、ドル円は一時107.85レベルまで高値を伸ばしている。その後は107.70-80レベルでの揉み合いに落ち着いた。安倍首相の5都道府県が今の状況続けば25日にも解除可能、との発言で経済活動再開への期待を広ける面もあったが、ドル円の反応は限定的だった。

 ユーロドルは1.10近辺での取引。朝方には下値を試す動きがみられ、1.0952レベルまで下押しされた。しかし、独仏ユーロ圏などの6月PMI速報値が予想以上に改善したことで買いに動意付いた。パネッタECB理事が、仏独首脳の提案は意義深い前進だ、と5000億ユーロ規模の復興基金創設についてコメントしたことも下支えとなったようだ。取引中盤には1.1000近辺に高値を伸ばし、前日高値をわずかに更新。大台乗せを試す動きとなっている。ユーロ円は118円ちょうど付近からの上昇。取引中盤には118.50近辺へと高値を伸ばした。

 ポンドドルは1.22台前半での取引。朝方に1.2186レベルまで下押しされたあとは上昇に転じた。一連の欧州PMI速報値の改善に加えて、5月の英PMI速報値も予想を上回る回復を示したことが好感された。一時1.2240台まで反発して、東京朝方の下げを解消した。ただ、5月英CBI製造業受注指数が過去最低水準を更新しており、買いは一服している。ポンド円は131.20台まで下押しされたあとは買いに転じ、高値を131.95近辺まで伸ばした。対ユーロでは、ポンド買い先行後に、売り戻されており、方向性は希薄だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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