アジア株 米法案可決で安心感も警戒感残る、米の感染者数がスペイン抜いて世界3位に
アジア株 米法案可決で安心感も警戒感残る、米の感染者数がスペイン抜いて世界3位に
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 23410.25(-116.94 -0.50%)
中国上海総合指数 2776.64(-4.95 -0.18%)
台湾加権指数 9732.02(+87.27 +0.90%)
韓国総合株価指数 1722.21(+17.45 +1.02%)
豪ASX200指数 5096.90(+98.83 +1.98%)
インドSENSEX30種 29995.75(+1459.97 +5.12%)
アジア株はまちまち。米景気対策法案可決で安心感が広がっている一方、新型コロナウイルス感染拡大への懸念は一段と高まっている。
米上院は過去最大となる2兆ドル規模の経済対策法案を可決した。ただ、法案成立で材料出尽くしとの見方や、一部では2兆ドルでも不十分だとの声が聞かれており、今夜の米国市場を前に警戒ムードが高まりつつある。米株先物も方向感の定まらない展開、前営業日終値を挟んで推移している。
また、今夜の米週間新規失業保険申請件数への警戒も高まっている。市場では164万人増とリーマンショック後の水準66.5万人を大きく上回ると予想されている。一部では420万人増との予想もある。
新型コロナウイルス感染拡大への懸念も一段と高まっている。26日時点での全世界の感染者数は47万人を突破した。米国内での感染者は6万9000人とスペインの4万9000人を大きく上回り、中国、イタリアに続き世界3位になった。米国内での死者は26日、1000人を突破した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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