ドル円110円台前半推移=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は110円前半で小動き。
米国で新型コロナウイルスの感染が広がる兆候があり、追加利下げ観測を背景としたドル売りやリスク回避の円買い圧力は高まっているものの、月末とあって東京時間帯の動意は限定的。
ユーロ円は120円前半、ポンド円は142円半ばで小動き。消費増税による景気の落ち込みと新型ウイルスによるインバウンド需要の消滅で日銀の追加緩和観測も台頭しつつあるが、手段が限られるなかで思惑は膨らんでいない。
豪ドル円は72円前半で推移。昨年10-12月期の豪民間設備投資が前期比2.8%減と弱かったが、目立った反応は見られず。
日経平均は大幅続落。前引けでは前営業日比401.14円安の2万2025.05円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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