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名言の実践局面か?!

達人の予想 

●独り歩きした「日本売り」

先週、これまで長きに渡って続いていたドル円の三角保ち合いを上抜け、ドル円は一時112円台を示現する場面がありました。市場では「日本売り」との論調が目立っていましたが、M&Aであるとか本邦機関投資家による外債購入に伴う上昇であり、「日本売り」で無かったと解釈しています。そもそも、「日本売り」であれば、日本国債がいち早く売り浴びせられる(金利上昇)はずですから。

●ここから1、2週間が正念場

NYダウ先物シーズナルチャート
NYダウ先物シーズナルチャート

さて、今週に入り、新型コロナウイルスの世界的懸念に伴い、リスクオフの動きが強まっています。中東・欧州での感染拡大、さらには、米CDC当局者からも「新型ウイルス感染はパンデミックになる可能性も」との言及もあり、米国一強のリスク関連マップの書き換えの必要性も叫ばれ、世界的な株安の動きが強まっています。NYダウは2営業日で1,911ドルの下落、日経平均も3連休明けから厳しい下げにさらされています。目先、これまでサポートラインとして機能していた200日移動平均線の攻防が意識されます。この下げがどこまで続くのかは、新型ウイルス感染がさらに続くのか、それとも、終息に向かうのかにかかっています。ここから1、2週間程度が正念場となりそうです。

そんな中、久しぶりにNYダウ先物のシーズナルチャートを眺めてみました。すると、これまでのパターンであれば、3月上旬まで下げやすい傾向が見られ、そこから春先にかけて上昇しやすいことを確認しました。今回もこのパターンに当てはまるかは分かりませんが、場合によっては、この下げが押し目を拾うチャンスになるかもしれないとふと考えた次第です。下げ局面で逆張りをするということは、上から落ちてきたナイフを掴むようなものと例えられますが、しっかり、ストップ注文を入れておくことでリスクを抑えることは可能となります。「人の行く裏に道あり花の山」です。

執筆者 比嘉洋

執筆者 : 比嘉洋|マネースクエア シニアコンサルタント

マネースクエア シニアコンサルタント 米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!

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