【注目】短期的には手仕舞いのタイミングか
ボックス相場の上限
12日の日経平均株価は前日比0.74%プラスの23861円21銭、TOPIXは前日比0.04%マイナスの1718.92ポイント、マザーズ指数は前日比1.38%プラスの852.49ポイント、東証2部指数は前日比0.33%マイナスの7235.22ポイント、ジャスダック指数は前日比0.14%プラスの170.20ポイントとなりました。
前日の米国株式市場が堅調だったことを受け日本株も底堅い展開となりました。ただ9984ソフトバンクグループが大幅高したことで日経平均株価は押し上げられましたが、日本株全体としては横ばいといったところでしょう。
今は1月下旬からの暴落からある程度反発し今は小康状態といったところでしょうか。米国株は高値更新の展開となっていますが、今の日本株はむしろ中国株に引っ張られるようなチャートとなっています。当面は中国株に連動するような動きになりそうです。
肝心の中国株も、日本株と同様、暴落からの反発がいったん終わり今は手仕舞いのタイミングのように見えます。コロナウイルスが終息しないなか積極的に上値を買っていく展開も難しく当面はボックス相場で推移しそうです。
12日時点でも日経平均株価の終値は25日移動平均線を上回っていますが、25日移動平均線の水準を再度割り込んでくると短期的には下落トレンドに再度入る可能性があり注意が必要でしょう。
今のところ当面はボックス相場を想定していますが、下値の目安は常に押えておきましょう。
・日経平均株価 22776
・TOPIX 1656.33
・マザーズ指数 802.31
・東証2部指数 6954.53
・ジャスダック指数 165.59
この底値を割り込んだ時は要注意です。株価の底抜けの可能性が高くなります。仮に底値を割り込んだ場合はすみやかにポジションを閉じることをおすすめします。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。