今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、上海株や日本株が続伸する中でも上値は重く109.50円前後で伸び悩むと109.30円台に小緩む場面もありました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
2/5(水)
17:10 デギンドスECB副総裁講演
17:50 仏1月サービス業PMI・改定値
17:55 独1月サービス業PMI・改定値
18:00 ユーロ圏1月サービス業PMI・改定値
18:30 英1月サービス業PMI・改定値
19:00 ユーロ圏12月小売売上高
20:30 レーンECB専務理事講演
21:15 ラガルドECB総裁講演
22:15☆米1月ADP全国雇用者数
22:30 カナダ12月貿易収支
22:30 米12月貿易収支
23:45 米1月サービス業PMI・改定値
24:00☆米1月ISM非製造業景況指数
24:30 EIA週間原油在庫統計
30:10 ブレイナードFRB理事講演
2/6(木)
09:30 豪12月貿易収支
09:30☆豪12月小売売上高
※☆は特に注目の材料
今夜は米1月ISM非製造業景況指数が発表されます。新型肺炎リスクが和らぐ中、ドル/円の110円台回復に向けた上昇を後押しできるか注目です。ただし、米非製造業(サービス業)は「強くて当たり前」との見方が根強いだけに、ポジティブ・サプライズへのハードルは非常に高いと言えそうです。なお、市場予想は55.1と、前回(54.9)から上昇する見込みとなっています。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。