反発、USMCA協定が米上院を通過=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=57.81(-0.42 -0.72%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.69~0.71ドル高。その他の限月は0.22~0.66ドル高。
第1弾の米中通商合意が正式に成立したことに続いて、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の実施法案が米上院で可決され、トランプ米大統領の署名を経て成立することになったことで、米景気減速懸念が後退した。石油需要の下振れ懸念が緩和している。
時間外取引で2月限は堅調に推移した後、57.56ドルまで下げに転じた。ただ、下値は限られ、通常取引開始後は58.87ドルまで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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