ボーイングのサプライヤー2社が対等合併=米国株個別
ボーイングのサプライヤーであるウッドワードとヘクセルが上昇している。両社は対等合併を発表した。すべて株式交換で実施され、ウッドワードの株主は新会社の55%、残りをヘクセルの株主が保有する。新会社の企業価値は64億ドルに及ぶと見られ、2019年度には約53億ドルの売上高と11億ドルのEBITDAが生み出されると予想される。両社はボーイング737MAXの墜落事故で同型機の生産が中止されており、それをきっかけに今回の合併に踏み切った。
ボーイングは、ウッドワードでは最大顧客で売り上げの15%、ヘクセルにとっては2番目の顧客で年間売上げの25%を占める。ウッドワードは737MAXの逆推力作動システムを含む部品を製造し、ヘクセルは機体およびエンジンで使用される複合材料を製造している。
(NY時間13:59)
ウッドワード 127.44(+5.48 +4.49%)
ヘクセル 79.51(+6.60 +9.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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