続伸、イランの米国への報復を警戒も上げは失速=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=63.27(+0.22 +0.35%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.22ドル高。その他の限月は0.09ドル安~0.24ドル高。
先週末、米国の空爆によってイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が殺害され、米国とイランの武力衝突が始まる可能性が高いとみられていることが相場を押し上げた。ただ、今のところイランは宣言した報復を行っておらず、高値から押し戻されて引けた。
時間外取引で2月限は64.72ドルまで上昇し、昨年4月以来の高値を更新。ただ、節目の65ドル付近では抵抗感があり、上げは失速した。通常取引開始後は62.81ドルまで小幅にマイナス転換したが、プラス圏に戻して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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