USTR、中国は年400億~500億ドルの2年間の米農産物購入を約束=NY為替
NY時間の午後に入ってドル円は109.30円近辺で落ち着いている。米中貿易協議を巡るトランプ大統領の発言や、中国当局の会見で目まぐるしく上下動の末、戻り売りが優勢となっている。ただ、109円台はしっかりと維持されており、底堅さは堅持している状況。
米中協議は合意に至ったようで、15日に予定していた1600億ドルの中国製品への追加関税は回避されている。ただ、前日の報道にあったような、これまで課してきた3600億ドル相当の中国製品への関税を最大半分までの引き下げるといった合意はなかった。
関税引き下げや、中国による米農産物購入拡大については、それぞれの行動次第というところのようだ。USTRによると、中国は年400億ドル~500億ドルの2年間の米農産物購入を約束したという。
USD/JPY 109.33
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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