東京株式(寄り付き)=小幅続落、強弱感対立で方向感に欠ける
22日の東京株式市場は小幅続落。寄り付きの日経平均株価は前日比8円安の2万3030円で始まった。
前日の米国株市場は、NYダウが3日続落。「香港人権法案」をトランプ米大統領が署名するとの観測が広がり、中国による反発懸念が膨らんだ。しかし、米中が通商交渉の合意に至らない場合でも、米国は12月15日の追加関税発動を延期する見通しとも報じられた。これを受け、この日の東京市場は強弱感が対立するなか、小幅に下落して売買を開始した。この日は週末ということもあり、方向感に欠ける展開となる可能性も指摘されている。為替は108円50銭台と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、保険、紙パルプなど。一方、値下がりで目立つのは空運、その他製品ゴム、電力・ガスなど。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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