パウエル議長の証言原稿への反応は限定的=NY為替速報
きょうのドル円は戻り売りが優勢となっており、108.75円付近での推移となっている。先ほど、現地時間11時(日本時間14日1時)に予定されているパウエルFRB議長の上下両院合同経済委員会での議会証言の事前原稿が伝わった。
議長は「経済が軌道を維持する限り、現行政策は適切。基本的な見通しは良好だが、留意すべきリスクは残る」と言及。
ただ、それ自体に対する市場の反応は限定的となっており、ドル円は108.75円付近での推移。
先日のFOMCでは、一旦追加利下げを見送る姿勢を強調していた。議長もその意向を踏襲しているものと思われるが、CMEのFEDウォッチでは12月利下げの確率は3%程度しかなく、既に市場は十分に織り込んでいる状況ではある。
USD/JPY 108.78
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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