続伸、第1弾の米中通商合意による景気見通しの改善を期待=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=57.23(+0.69 +1.22%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.69ドル高。その他の限月は0.30~0.68ドル高。
月内に第1弾の米中通商合意が正式に成立し、来年以降の景気や石油の需要見通しが改善することが期待されている。合意署名に向けて、中国は米国に対して9月に発動した関税の撤回を要求し、米国がこれを協議していると報道されていることも支援要因。
時間外取引で12月限は56.30ドルまで弱含んだが売りは続かず、次第に買いが優勢となった。通常取引開始後は前日高値を上回る57.50ドルまで上げ幅を拡大した。ただ、57ドル半ばでは伸び悩んだ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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