スナップが決算受け続落 ただ、アナリストからは目標株価引き上げが相次ぐ＝米国株個別

　写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップが続落。７－９月期決算を発表しており、１日アクティブ・ユーザー数（ＤＡＵ）が予想を上回ったほか、売上高も予想を上回った。アンドロイド版モバイルアプリの最新版ダウンロードが増えた。

　ただ、１０－１２月期についてはＤＡＵは予想を上回る見通しを示したものの、売上高については予想を下回る見通しを示したことが嫌気されている模様。

　しかし、今回の決算を受けてアナリストからは目標株価を引き上げる動きが相次いでいる。ＤＡＵの上昇トレンドは、同社が一発屋でなく、持続的成長が可能であることを示していると評価したほか、収益の伸びとＤＡＵのトレンドに基づいて、同社は、プラットフォームと経営の両方が過去数四半期で劇的に改善したとし、株価はＥｂｉｔｄａと伴に変曲点にあり、ますます魅力的に見えるとの指摘も聞かれた。

（７－９月・第３四半期）
・DAU：210万人（予想：206万人）
・売上高：4.46億ドル（予想：4.38億ドル）
・EBITDA（調整後）：-4200万ドル（予想：-6060万ドル）
・FCF：8400万ドル

（１０－１２月・第４四半期見通し）
・DAU：214～215万人（予想：208万人）
・売上高：5.4～5.6億ドル（予想：5.57億ドル）
・EBITDA（調整後）：0～2000万ドル（予想：126万ドル）

（NY時間10:20）
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MINKABU PRESS編集部　野沢卓美