米中通商協議進展期待が後退。
マーケットコンディション
昨日のドル円は、107.24円で始まると、東京時間は日経平均の上昇を受け107.44円まで上昇。ロンドン時間、米長期金利の低下やNYダウ平均先物の軟調を受け、ドル円は107.14円まで下落。NY時間、サウスチャイナ・モーニング・ポストが「米中通商交渉でワシントンに滞在している中国代表団は滞在を短縮する計画」と報道されると、米中協議進展期待が後退し、日経平均先物やNYダウ平均が下落。ドル円は、106.80円まで下落。その後は買戻しが入り107.07円でクローズをむかえた。
米中通商協議進展期待が後退。
昨日の米中協議の進展具合で上下となった。昨日107.44円まで上昇となったが、前日高値107.46円は抜けきれず、失速。反転の勢いも108.47円から106.48円の50%(107.47円)までとなったようだ。テクニカル的に、日足一目均衡表では、雲を上抜けして三役好転復活となったが、現在の揉み合いが継続されると、遅行線が26期間前のチャートとクロスし、再度、三役好転解消となる。戻り売り局面継続と予測する。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。