今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円相場は米中貿易摩擦の懸念後退を手掛かりに107.60円台まで小幅に買われる場面もありました。ただ、買いの勢いは弱く、その後は107.50円台を中心に小幅なレンジでもみ合っています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
9/24(火)
16:00 ビルロワ・フランス中銀総裁講演
17:00☆独9月Ifo企業景況感指数
18:30☆英議会閉会の違法性に関する英最高裁判決
19:05☆ロウRBA総裁講演
21:00 デギンドスECB副総裁講演
22:00 米7月住宅価格指数
22:00 米7月ケース・シラー住宅価格指数
23:00 米9月リッチモンド連銀製造業景気指数
23:00☆米9月消費者信頼感指数
23:30 デギンドスECB副総裁講演
24:00 デコス・スペイン中銀総裁講演
26:00 米2年債入札(400億ドル)
9/25(水)
07:45 NZ8月貿易収支
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨
11:00☆RBNZ政策金利
※☆は特に注目の材料
米9月消費者信頼感指数をはじめ米経済指標の発表がいくつか予定されていますが、ドル/円相場の決定打とするには力不足かもしれません。ただ、英最高裁の判決やロウ豪中銀(RBA)総裁の発言などでクロス円に大きな動きが出ればドル/円に波及する可能性もあるため注意しておきましょう。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。