売り先行、様子見が続く 20500-20800のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

●30日のNY株式市場は方向感に欠ける展開。中国外務省が米中の交渉団が効果的なコミュニケーションを維持しているとの認識を示し、トランプ米大統領も「これまでと違うレベルで貿易協議を再開する」と発言している。米国による対中制裁関税の発動を前に、前向きな姿勢を見せていることで買い先行で始まるが、週明け2日がレーバーデーの祝日で3連休となるため売りも出やすく、ナスダック指数は小幅反落。

ダウ工業株　　　　２６４０３.２８（＋　４１.０３）△０.１６％
ナスダック　　　　　７９６２.８８（－　１０.５１）▼０.１３％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２９２６.４６（＋　　１.８８）△０.０６％

●本日の日経平均は売り先行で、様子見が続くと読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万０６５５円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万０７０４円と比べ５０円ほど安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は２万０６６０円。

●日経平均株価のポイント
　───────────
　２万０７８９円　２５日線
　２万０７０４円　先週末終値
　２万０６５５円　ＣＭＥ日経平均先物
　２万０４７２円　５日線

●シカゴグローベックスNYダウ先物135ドル安（執筆時）。

●今週の主な予定　

2(月)
○日 Q2 財務省法人企業統計
○中 8月 財新製造業PMI改定値
○欧 8月 マークイット製造業PMI改定値
○米 勤労感謝の日レイバー・デー

3(火)
○欧 7月 PPI
○米 8月 マークイット製造業PMI改定値
○米 7月 建設支出
○米 8月 ISM製造業PMI

4(水)
○中 8月 財新サービス業PMI
○仏 8月 マークイットPMI
○独 8月 マークイットPMI
○欧 8月 マークイットPMI
○米 7月 貿易収支(USD)

5(木)
○独 7月 鉱工業受注
○米 8月26日週次 新規失業保険申請件数
○米 8月 マークイットPMI
○米 7月 製造業新規受注
○米 8月 ISM非製造業総合指数

6(金)
○独 7月 鉱工業生産
○仏 8月 準備資産総額
○欧 Q2 GDP改定値
○米 8月 米雇用統計