反発、米原油在庫の減少を期待=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=54.93(+1.29 +2.40%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.27~1.29ドル高。その他の限月は0.72~1.22ドル高。
米中貿易摩擦の激化や世界経済の縮小が警戒されるものの、買い戻しが優勢だった。米週間石油在庫統計で、原油在庫が減少すると期待されていることが下支え要因。米原油在庫の市場予想は前週比200万バレル減。
時間外取引で10月限は買いが優勢。通常取引序盤にかけて上値を伸ばした後にいったん失速したものの、引けにかけては55.09ドルまで一段高となった。出来高が限られるなかで、やや荒っぽい展開となった。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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