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「イメージは下方向」は継続だが、「ポジション調整は入りやすい」…!?

達人の予想 

◆“底堅い”が、“戻りの一環”から出切らない…

※ご注意:予想期間は8月20日と表示されていますが、本日(8月19日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「可処分所得増の対策を講じる(中国)」「財政均衡路線の脱却を用意(独)」等、景気刺激策報道から“リスク回避姿勢”は緩みました。
株高・債券安(金利高)が進行し、ドル円も“106.491円”へと巻き戻されました。

一方、「香港デモ懸念」は継続しており、「米経済指標もマチマチ(米住宅着工件数:3ヶ月連続減、米建設許可件数:2017年6月来最高の伸び、米ミシガン大消費者態度指数:1月以来の最低水準)」でした。
このため“上値の重さ”も相変わらずであり、「謎の急騰」で記録した“前日高値(106.769円)”に届くことはありませんでした。
こうして“底堅い”ものの、“戻りの一環”の域から出切らない動きが続いています。

◆“揺れ動き”が継続する可能性は大、それでも…?

徐々に“流動性は回帰”し出すと見られますが、マーケットの目はすでに「ジャクソンホール会議(経済政策シンポジウム:22-24日)」へ向いている印象があります。
このため“揺れ動き(上値重いが、下値も堅い)”が継続する可能性は高く、特に主だったイベントが不在の本日はその傾向が顕著になる可能性が否めないところです。

ただしシカゴIMMポジション(13日時点)を見ると、円買い越しが“2016年11月以降最大(+24,742)”に膨らんでいることが窺えます。
「イメージは下方向」へ傾斜する直近の動きからは当然ともいえますが、逆に「ポジション調整(円売り戻し)が入りやすい」を示唆しているともいえます。

引き続き“106円付近(前半~半ば)の膠着”を基本としながらも、やはり“戻り売りではなく、押し目買い”で臨みたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.089(8/6高値、20日移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:106.972(8/13高値、大台)
上値3:106.769(8/15高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:106.565(ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.491(8/16高値)
前営業日終値:106.369
下値1:106.191(8/16安値後の押し目、8/16安値後の61.8%押し水準)
下値2:106.099(ピボット1stサポート)
下値3:106.000(大台、8/16安値、日足・一目均衡表転換線)
下値4:105.887(-1σ、ピボット2ndサポート)
下値5:105.655(8/14-15安値、ピボットローブレイクアウト)

11:24 ドル円 抵抗・支持ライン追加

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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