タイソン・フーズが決算好感し逆行高=米国株個別
きょうの米株式市場は全面安の中でタイソン・フーズが逆行高。4-6月期決算を発表しており、売上高は予想を下回ったものの、1株利益が予想を上回ったことが好感されている模様。また、通期の利益見通しは据え置いた。
アフリカ豚コレラがアジアの畜産業界を引き続き圧迫しているものの、いまのところ米国内の豚肉、鶏肉、牛肉の価格に影響が出ていない。ただ、この先、価格上昇によるメリットが見込まれるとしている。
中国の豚及び豚肉の供給における損失の大きさを考慮すると、世界のタンパク源の需給ファンダメンタルズへの影響は複数年に及ぶ可能性があるという。
(4-6月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.47ドル(予想:1.44ドル)
・売上高:108.9億ドル(予想:110.5億ドル)
・営業利益率:7.2%(前年:8%)
鶏肉:6.9%(前年:6.4%)
豚肉:3.2%(前年:5.6%)
牛肉:6.5%(前年:8%)
加工肉:11%(前年:11.4%)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.75~6.10ドル
・売上高:430億ドル(予想:428.6億ドル)
EUR/USD 1.1182 EUR/JPY 118.72 EUR/GBP 0.9216
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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