小反発、石油需要の下振れ懸念が上値抑える=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=56.02(+0.14 +0.25%)
ニューヨーク原油の期近は小反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.14~0.16ドル高。その他の限月は0.19~0.29ドル高。
6月の米耐久財受注が堅調だったことや、前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が引き続き取り崩されたこと、中東情勢の緊迫感が相場を押し上げる場面はあったが、買いに勢いはなく高値から押し戻されて引けた。来年以降も景気の不透明感が晴れるとは想像しづらく、石油需要の下振れ懸念が上値を抑えた。
時間外取引で9月限は堅調に推移。通常取引序盤にかけては56.99ドルまで上げた。ただ、その後は伸び悩み、上げ幅を縮小して引けた。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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