【本日の見通し】FOMCまで神経質な展開が続きそう
月末のFOMCをにらんだ展開が続く。パウエル議長は昨日の講演の中でも
物価圧力の鈍化に言及しており、利下げ自体は既定路線か。
ただ、今月の雇用、物価、小売りなど重要指標が軒並み好結果となる中で
大規模利下げは考えにくいという印象。
さすがに金利市場の過剰期待か。
CMEFEDWATCHは昨日0.5%の織り込みが33.8%と1/3を超えてきており
上昇傾向にあるだけに、
指標の強さと市場の期待がいまいちマッチしていない印象。
今週末からFOMC関係者の発言が控えられる期間(ブラックアウト期間)に入り
大きく思惑が振れにくい部分があるため
当面はドル売り圧力が優勢も、突っ込んだ売りには慎重姿勢。
minkabuPRESS編集部山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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