連休明けの東京市場でドル円はもみ合い=東京為替概況
連休明けの東京市場でドル円は107円90銭台を中心にした動き。前週末に107円台に値を落とし、週明けも軟調地合いが続く中、朝方のドル安円高を経て、午前中にいったんは買い戻しが優勢に。仲値がらみでの買いに加え、107円80銭近辺がしっかりとなっていたことで短期筋の買い戻しも加わって、108円09銭を付ける動きが見られた。もっとも昨日アジア市場での高値手前で上値を押さえられると、再び107円台に。午後は107円90銭台を中心としたもみ合いに。
6月に続いて連続利下げを決めた7月2日の豪中銀金融政策理事会の議事録を発表した豪ドル。景気支援などにもし必要であれば金融調整を実施と、今後の利下げの可能性を示したものの、基本的にこれまでの見方を変化させるものではなく、豪ドル相場は動きが見られず。
朝方のNZ第2四半期消費者物価指数は予想通りの数字とはいえ、元々強めの予想ということもあり、NZドルはしっかり。値幅は限定的も、対ドルで0.6710台から0.6730台へ。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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