売買交錯でダウ平均は横ばい アルファベットが下落=米国株序盤
NY株式3日(NY時間10:21)
ダウ平均 24840.20(+25.16 +0.10%)
ナスダック 7400.29(-52.86 -0.70%)
CME日経平均先物 20450(大証終比:+90 +0.44%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。序盤は売買が交錯し、78ドル高まで上昇後、今度は113ドル安まで下落している。米中対立への不透明感は根強い。週末に米中貿易協議の実務レベルのトップを務めてきた中国の王商務次官が、中国は解決策を見いだすために米国と協力したいが、圧力で中国からの譲歩を強いることはできないと述べた。今月の大阪G20首脳会議での米中首脳会談についてはコメントを控えた。
一方で5月のダウ平均は終値ベースで1700ドル超下落した。きょうは原油相場が買い戻されていることや、米国債利回りはマイナス圏での推移しているものの下げ幅を縮小しており、6月相場に入って下値では値ごろ感からの買いも入っているようだ。
先ほど5月のISM製造業景気指数は52.1と2ヵ月連続で低下し、予想も下回った。米製造業のセンチメントは第2四半期に入って低下傾向が続いているものの、雇用や受注は前回から回復しており反応は限定的となっている。
ナスダックは続落。一時1%超下落する場面も見られた。アルファベットの下げが圧迫。週末の報道で、米司法省がグーグルの反トラスト法違反疑惑の捜査に着手する準備を進めていると報じたことが嫌気されている。報道では、グーグルの捜査を司法省反トラスト局が担当することで司法省と連邦通信委員会(FCC)が合意したと伝えている。
アルファベット(C) 1032.30(-71.33 -6.46%)
フェイスブック 170.82(-6.65 -3.75%)
ネットフリックス 336.44(-6.84 -1.99%)
テスラ 181.82(-3.34 -1.80%)
アマゾン 1711.67(-63.40 -3.57%)
エヌビディア 136.78(+1.32 +0.97%)
ツイッター 35.71(-0.74 -2.02%)
ダウ採用銘柄
J&J 131.72(+0.57 +0.43%)
P&G 102.93(+0.02 +0.02%)
ダウ・インク 47.33(+0.57 +1.18%)
ボーイング 334.85(-6.76 -1.93%)
キャタピラー 121.20(+1.39 +1.14%)
ユナイテッド 127.55(+1.25 +0.97%)
ビザ 160.75(-0.58 -0.36%)
ナイキ 78.00(+0.86 +1.09%)
ウォルグリーン 50.21(+0.87 +1.72%)
3M 160.26(+0.51 +0.32%)
エクソンモビル 71.39(+0.62 +0.86%)
シェブロン 115.58(+1.73 +1.50%)
コカコーラ 49.15(+0.02 +0.04%)
ディズニー 132.23(+0.19 +0.14%)
マクドナルド 197.58(-0.69 -0.34%)
ウォルマート 102.61(+1.17 +1.14%)
ホームデポ 189.78(-0.07 -0.04%)
JPモルガン 106.46(+0.50 +0.47%)
トラベラーズ 145.69(+0.12 +0.08%)
ゴールドマン 182.00(-0.49 -0.26%)
アメックス 115.35(+0.64 +0.55%)
ユナイテッドヘルス 239.46(-2.34 -0.96%)
IBM 127.79(+0.80 +0.62%)
アップル 176.45(+1.38 +0.77%)
ベライゾン 55.32(+0.97 +1.71%)
マイクロソフト 122.11(-1.58 -1.25%)
インテル 44.30(+0.26 +0.58%)
ファイザー 41.95(+0.43 +1.01%)
メルク 80.36(+1.15 +1.44%)
シスコシステムズ 52.19(+0.16 +0.30%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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