アジア株 まちまち、中国大陸市場は大幅上昇
東京時間17:36現在
香港ハンセン指数 27288.09(-65.84 -0.24%)
中国上海総合指数 2892.38(+39.38 +1.38%)
台湾加権指数 10334.13(+5.85 +0.06%)
韓国総合株価指数 2044.21(-1.10 -0.05%)
豪ASX200指数 6451.90(-4.15 -0.06%)
インドSENSEX30種 39722.99(+288.27 +0.73%)
27日のアジア太平洋株式市場はまちまち。前週末の米国株の上昇や米国株価指数先物の時間外取引での上げを好感して堅調に推移する市場も見られる一方で、米中貿易摩擦の激化への警戒感から軟調に推移する市場も見られた。ただ、下げた市場も下げ幅は小幅にとどまった。
中国大陸市場は大幅上昇。午前中は軟調に推移したが、午後に入るとプラスに転じて大きく上値を伸ばした。当局が人民元安をけん制して資金流出懸念が一服したほか、MSCIが月内にも人民元建ての中国A株の組み入れ比率を引き上げる見通しであることなどが好感されたもよう。
中国大陸市場で上海総合指数は大幅続伸。保険大手の中国人寿保険、、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技、証券会社の中信証券、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズが買われた。
香港ハンセン指数は小反落。医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、保険会社のAIAグループが買われる一方で、携帯電話サービスのチャイナ・モバイル、銀行大手の中国建設銀行、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
豪ASX200指数は小安い。資源・鉱山会社のBHPグループ、通信会社のボーカス・コミュニケーションズが買われる一方で、通信会社のテルストラ・コーポレーション、銀行大手のウエストパック銀行、小売会社のウールワース・グループが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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