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ドル円スワップの行方は!?

- 新型コロナウイルスショックを受けて米FRBは3月二度目の緊急利下げ!

ドル円スワップ画像

新型コロナウイルスの感染被害が世界的に広がり、身の回りでもマスクがない、学校がお休みなど、日常生活に大きな変化が生じる中で、FX取引にも影響が出てきています。各国の度重なる利下げの影響を受けスワップの値も大きく変化しています。

記事更新日:

米ドル円の買スワップ TOP5

会社名 買スワップ リンク
外為どっとコム外貨ネクストネオのロゴ 外為どっとコム 8円/日 (2,920円/1年)
SBIFXトレードのロゴ SBIFXトレード 9円/日 (3,285円/1年)
セントラル短資FXのロゴ セントラル短資FX 10円/日 (3,650円/1年)
DMM FXのロゴ DMM FX 9円/日 (3,285円/1年)
GMOクリック証券FXネオのロゴ GMOクリック証券 9円/日 (3,285円/1年)

※データ調査日:2020年09月16日※10,000通貨のスワップポイント

新型コロナウイルスの影響で米FRBは二度の緩和

新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に広がり、経済への影響も大きくなる中で、各国中銀が積極的な緩和に踏み切っています。

不要不急の外出を避ける動きが広がり、世界中でイベントが中止され、映画館・劇場などが閉鎖され、イタリアやフランスなどでは食料品や薬局を除いた店舗の閉鎖まで進む中で、かなりの程度の景気鈍化は避けがたく、景気刺激と金融システム安定のために、緩和策も致し方ないといったところです。(ポイント)です。

米国では国家非常事態宣言

世界中で緩和の動きが広がる中、特に積極的な緩和を実行しているのが米FRBです。

当初は新型コロナウイルスの感染拡大がアジア・欧州などに比べると抑制的であった米国ですが、西海岸を中心に被害が広がると、その後全米規模で感染が拡大。金融の中心地であるNY市を含むNY州や全米最大の人口を誇るカリフォルニア州で緊急事態宣言が出たかと思うと、13日にはついに国家非常事態宣言が出されました。

米ドルは3月3日に一度目の緩和

こうした中、米FRBは今月3日に臨時FOMCを開催。政策金利であるFF金利翌日物誘導目標を0.5%引き下げ1.00%-1.25%にしました。

今月17日・18日に定例のFOMCを控える中での異例の対応となりましたが、この利下げでも市場の混乱は収まらず。ダウ平均株価は9日に過去最大の下げ幅を大幅に更新する2000ドル超の下げを記録。翌日の大幅高を経て12日にはさらに記録を更新する下げを記録すると、13日には逆に過去最大の上げ幅を記録するなど大荒れの展開に。

米国FRB政策金利3月3日

米国FRB政策金利3月3日

3月15日に二度目の緩和

この不安定な相場展開に、13日夕方の国家非常事態宣言もあり、米FRBは週末である15日夕方(日本時間16日早朝)に今月二度目の金融利下げを実施

政策金利を一気に1.0%引き下げて、0.00%-0.25%と実質ゼロ金利としました。本体のFOMCを直後の火曜日・水曜日に控える中での臨時会合での緊急利下げというところに、FRBが事態を深刻にとらえているということが印象的となりました。なお、量的緩和(QE)の再開なども同時に決定しています。

米国FRB政策金利3月15日

米国FRB政策金利3月15日

米ドル円でスワップを狙うのは厳しい状況

米ドル緩和の結果、スワップ狙いの取引としては非常に厳しい状況が生じています。

世界的に金利がゼロに近づいている

各国の状況を見てみましょう。

英中銀政策金利
英中銀政策金利
3月11日 英中銀は緊急利下げ → 政策金利0.25%
カナダ中銀政策金利
カナダ中銀政策金利
3月13日 カナダ中銀が今月二度目の利下げ → 政策金利1.25%
NZ中銀政策金利
NZ中銀政策金利
3月15日 NZ中銀が緊急利下げ → 政策金利0.25%

各国ともかなり大胆に金利を引き下げており、世界的に金利がゼロに近づいてきています。

これには米ドルの金利が影響しています。米ドルは2018年12月に2.25%-2.50%まで金利が引き上げられ、昨年後半まで同水準を維持。その後は利下げサイクルに入ったものの、豪州やNZなどよりも高い金利を誇っていました。

豪州やNZなどよりも高い金利を誇っていた米国の金利が事実上ゼロになってしまったことで、金利面での収益確保が難しくなったのです。

金利差がない上に長期保有のリスクは増加

リーマンショックの後なども同様の状況が生じましたが、程度的にはあの時以上という印象です。

こうなるとスワップ狙いの取引は厳しいです。利益の源泉となる金利差がほとんどない。にもかかわらず長期保有のリスクとなる値動きの激しさはこれまで以上という状況となっているからです

スワップ狙いの取引に関してはいったん様子見という方がよさそうな状況といえます。

価格差益は少なめの取引額でも狙える

一方、値動きからの収益獲得を狙う価格差益(要は一般的なFX取引ですが)については、チャンスもリスクも大きくなっている状況です。値動きの乏しい相場展開ではチャンスすらないですが、これだけ動くと、うまく流れに乗ると大儲けのチャンス(失敗すると大けがのピンチ)。値幅が大きい分、一回の取引額で無理をする必要はまるでなく、少なめの取引額でも利益が狙えるだけに、額を押さえて儲けるチャンスを狙いたいところです。

スワップ狙いの取引は厳しくなりましたが、値動きとしてはリーマンショックをも超えるかもしれない歴史的な大きな動きが見込まれます。取引に参加することで、マーケットを通じてこの非常事態の状況の刻一刻とした変化をお金の流れから感じられるという面もあります。

先行きのまるで見えない状況が続きますが、マーケットは続いていきます。

各社の米ドル円スワップ比較表

会社名 スプレッド 買スワップ 売スワップ 取引単位

外為どっとコム

 外貨ネクストネオ

0.1 8 -33 1,000通貨

SBIFXトレード

0.17 9 -12 1通貨

セントラル短資FX

0.2 10 -85 1,000通貨

DMM FX

0.2 9 -12 10,000通貨

GMOクリック証券

 FXネオ

0.2 9 -12 10,000通貨

トレイダーズ証券

 LIGHTFX

0.2 8 -9 1,000通貨

トレイダーズ証券

 みんなのFX

0.2 8 -9 1,000通貨

YJFX!

0.2 8 -23 1,000通貨

FXブロードネット

0.2 4 -42 1,000通貨

ヒロセ通商

 LIONFX

0.2 2 -83 1,000通貨

インヴァスト証券

 トライオートFX

0.3 4 -34 1,000通貨

FXプライムbyGMO

0.3 3 -13 1,000通貨

マネーパートナーズ

 パートナーズFX

0.3 1 -33 10,000通貨

マネーパートナーズ

 パートナーズFXnano

0.4 1 -23 100通貨

外為オンライン

1.0 5 -40 1,000通貨

※スワップ調査日2020年09月16日※スワップは過去14日間の平均値を掲載しています。※スワップは1万通貨あたり(南アフリカランド円とメキシコペソ円のみ10万通貨)の金額を掲載しています。※10,000通貨のスワップポイント。※スプレッド調査日2020年08月24日※表示しているのスプレッドは原則固定(例外あり)となっており、市場の急変時や市場の流動性が低下している状況等に拡大する場合がございます。※SBIFXでは注文数量に応じたスプレッドを適用しており、上記スプレッドは1,001~1,000,000通貨を取引する場合の基準スプレッドとなります。 ※FXプライムの米ドル円スプレッドは1取引当たり50万ドル以下の場合の値となります。

スワップとは

スワップとは、取引した通貨の金利水準の違いから生じる損益のことです。スワップポイントとも呼ばれます。FX取引は、注文する際に売り買いという表現をしますが、実際は通貨の交換です。

スワップ説明画像(アメリカと日本の金利比較グラフ)

スワップについて

例えば米ドル円を買う取引をする場合、米ドルを買って、日本円をその分売る取引になります。米ドル円の買いポジションを維持した場合、買った分の米ドルの金利を受け取り、売った分の日本円は金利の支払いが生じます。その差額がスワップ(ポイント)です。

スワップが発生するタイミング

スワップは、営業日をまたいだ時点でポジションを保有していると発生します。

スワップ発生タイミングの説明画像

スワップ発生タイミングの説明画像

FX市場(及びそのもととなる外国為替市場)は、世界中で24時間取引が行われているため、日付の変更を世界共通で米国東部時間午後5時と定義しています。米国標準時間採用期間は日本時間午前7時、米国が夏時間(サマータイム)の期間は日本時間午前6時をまたいでポジションを保有した場合に、スワップが発生します。

スワップは業者ごとに異なる

スワップの算出の元となる金利は、政策金利そのものではありません。FX会社がレートを配信してもらっているカバー先(最終的には銀行になりますが、間に仲介業者が入るケースもあります)が、短期金利市場での金利水準や為替市場動向をもとにFX会社にスワップを提示します。FX会社はその水準を元に取引参加者に最終的なスワップを提示します。

スワップ算出の大本となる短期金利市場の水準は政策金利の影響を強く受けます(多くの国で翌日物の短期金利市場水準の誘導目標が政策金利となっています)ので、政策金利が高い国の通貨ほど、買いポジションを持った時にスワップの受け取りが多くなります。また、利上げや利下げによってスワップの受払い額が変わります。

FX会社によっては特定の通貨の取引を増やしたいので、赤字覚悟でスワップを多めに提示するケースもあり、同じ通貨ペアでもFX会社によってスワップ水準はかなり異なります。スワップ狙いの取引を行う場合は、口座開設を検討するFX会社のスワップ水準をチェックしましょう。

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