南アフリカランドでスワップポイントを狙う資源大国への期待と前政権の負の遺産

南アフリカランドスワップ画像

新型コロナの感染拡大を受けて、他の新興国通貨動揺に昨年前半に急落した南アランド。その後は買い戻しが続き、対ドル・対円ともにパンデミック前の水準に復しています。

新型コロナ対応による世界的な金融緩和の動きが継続する中、いわゆる「金余り」の状況が生じています。先行き不透明感から各国中銀が緩和姿勢を崩していないため、この状況は当面続くと見込まれています。

世界的に金利が低下する中で、こうした資金はある程度リスクがあっても収益を期待できる投資先に向かう流れが強まっています。

史上最高値を更新するダウ平均に代表される株式市場、パンデミック後の安値から1.5倍以上に上昇したNY原油先物価格に代表される商品先物市場、史上最高値をはるかに超えるビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)市場に資金が流れ込むとともに、外国為替市場では金利が下がったとはいえ、ほぼゼロに近い先進国通貨に比べると金利収入が期待される新興国通貨に向かっています

南アランドはこうした流れに乗って今後も堅調な動きが期待されています。

記事更新日:

ランド円の買スワップ TOP5

会社名 買スワップ リンク
トレイダーズ証券LIGHTFXのロゴ LIGHTFX 100円/日 (36,500円/1年) 詳しく
ヒロセ通商LIONFXのロゴ ヒロセ通商 97円/日 (35,405円/1年) 詳しく
DMM FXのロゴ DMM FX 90円/日 (32,850円/1年) 詳しく
インヴァスト証券トライオートFXのロゴ トライオートFX 90円/日 (32,850円/1年) 詳しく
GMOクリック証券FXネオのロゴ GMOクリック証券 87円/日 (31,755円/1年) 詳しく

※スワップ調査日:2021年09月24日※スワップは過去14日間の10万通貨あたりの平均値を掲載しています。

スワップポイントとは

スワップとは、金利の異なる通貨を取引した際に発生する金利差額のことです。スワップポイントと言う場合もありますが、同じ意味です。日本の金利は世界的に低い方なため、金利の高い通貨を買うことで差額の利益が発生します。逆に、金利の高い通貨を売った際や日本より金利の低い通貨を買った際は支払いが発生するので注意が必要です。

スワップが発生するタイミング

スワップは、日をまたいでポジションを保有すると発生します。FX会社では、日付の変更処理を行う取引休憩時間中にロールオーバーという処理を行っており、この処理時にスワップが発生します。そのためデイトレードでポジションを決済した場合は発生しません。発生したスワップは損益や含み損益に自動で加算されます。

スワップは業者ごとに異なる

実際に発生するスワップは、単純に政策金利から算出した利率ではありません。FX会社はそれぞれレートを配信してもらう業者(カバー先)がバックにいます。この業者との話し合いによって金利が決まり、それに為替変動などを加味して計算しています。そのためFX会社によってスワップに差が生じます。スワップ狙いでFXを始める際は、口座開設を検討している会社がスワップに力を入れているのかどうかチェックしましょう。

ランド高への期待材料

南アフリカは世界有数の資源大国

南アフリカの鉱業

南アフリカ経済というとどのようなイメージがありますか?
南アフリカはアフリカ大陸中南部最大の経済大国として製造業なども比較的盛んですが、主要輸出品となると鉱業産出物が重要な位置を占めています。

有名な鉱業産出物は金やダイヤモンドです。それ以外にも白金、パラジウムなどを産出しており、貴・希金属関連で世界有数の産出国となっています。

ランドは資源国通貨の中でも特に高金利

豪ドルやNZドルが高金利通貨であった時代は、高金利通貨=資源国通貨という雰囲気がありましたが、トルコは資源国とは言えず、メキシコは原油こそ取れますが、自動車産業など米国の下請けとしての産業が発達しており、こちらも純粋な資源国とは言いにくい状況。一方で豪州、カナダといった資源大国の金利は低くなっていますので、資源国通貨かつ高金利通貨は南アフリカランドの特徴になっています。

資源国への投資活発化でランド高に期待

米中通商問題次第の面はありますが、ここ数年中国をはじめとした新興経済国の成長を受けて、資源需要が高まる中、資源国への投資が活発となっており、今後のランド高への期待につながっています。

南アフリカはレアメタル大国でもある

また、米国が中国以外からのレアメタル供給拡充に大きく舵を切る中、中国・ロシアと並ぶレアメタル大国である南アフリカへの期待感が強まっていることも、南アフリカランドを支える材料となっています。

今後のランドの見通し

南アフリカの国旗

新興国共通のリスクでもありますが、政治上の不安定性が南アフリカランドにとってリスクとなっています。

トルコのエルドアン大統領やメキシコのロペスオブラドール大統領など個性的な大統領に比べると、堅実な対応が目立つ南アフリカのラマポーザ大統領ですが、前政権の負の遺産が大きくのしかかっています。

利上げへの期待広がる

南アフリカは2019年からの利下げ局面がパンデミックの影響で加速。2020年中に5回の利下げを行い、現在の政策金利は同国にとって過去最低水準となる3.50%となっています。

ただ、ここにきて3月の生産者物価指数の前年比が5%を超えるなど物価上昇圧力が強まっており、年内利上げへの期待が広がっています。

3.50%でも、他のほとんど金利が付かない通貨に比べると金利面での買い材料として意識されていましたが、さらに利上げが実施されると、買い圧力が強まる可能性があります。

格付けへの警戒広がる

前大統領時代の放漫な運営もあって財政赤字懸念が大きい南ア。格付け大手3社のうちフィッチとS&Pはパンデミック前から南アの格付けを投資不適格級(ジャンク級)としていました。

残るムーディーズもパンデミック後の財政赤字拡大を懸念して昨年3月にジャンク級に引き下げると、その後もフィッチとS&Pが昨年4月にさらに格下げ、昨年11月にはフィッチとムーディーズが格下げを実施するなど、信用格付けの低下傾向が続いています。フィッチとムーディーズは見通しもネガティブ(悲観的)としており、さらなる格下げが見込まれる状況です。

こうした格付けの低下は機関投資家などの資金流入の大きなハードルとなります。相場への影響も大きなものになると見込まれますので、今後の状況に要注意です。

ランド円のスワップ取引の優れた点

ランドの紙幣硬化

トルコリラやメキシコペソに比べると金利の低い南アフリカランドですが、取引にあたってランド円が優れている点が二つあります。

トルコやメキシコより堅実な政策を行なっている

一つは他の二国のトップに比べてラマポーザ大統領が堅実な政策を示していることです。自身の対立する中央銀行総裁の解任に踏み切ったトルコのエルドアン大統領のように、強権を発動して無理を通すという様な姿勢が見えないラマポーザ大統領。新興国通貨取引の場合、政治問題が大きな材料となるだけに大事なポイントです。

24時間安定して取引が行われている

もう一つは24時間安定して取引が行われていることです。

南アフリカランドの銀行間市場での取引量はメキシコペソの半分程度ですが、以前から高金利狙いの対象として取引されてきたためアジア市場でもそこそこ取引が期待でき、時間帯による取引量の偏りがメキシコペソなどと比べて少なくなっています。メキシコペソの取引は北米市場の時間帯にかなり偏っており、それ以外の時間帯の取引は少なくなっています。取引が薄いと大口の売り買いが入ったときに相場が荒れやすく、スワップ狙いの取引にふさわしい安定した相場展開が望みにくくなります。

ランド円のスワップが最も高いFX会社は?

第1位 LIGHTFX

LIGHTFXのイメージ画像

評価コメント

高金利通貨のスワップポイントが業界最高水準!

米ドル/円、英ポンド円などのメジャー通貨に加え、人気高金利通貨の南アランド/円・メキシコペソ/円も最高水準の買いスワップで提供されていてスワップトレーダーなら必須のFX口座と言えます。また、売り建てている場合に支払うスワップポイントが低く抑えられているため、スイングトレードや中期トレードをする方にもおすすめです。

トルコリラ円 取引情報

スプレッド 買スワップ 売スワップ 取引単位
100 -100 20,000通貨

※スプレッド調査日:2021年09月29日※スプレッドは原則固定(例外あり)となっており、市場の急変時や市場の流動性が低下している状況等に拡大する場合がございます。なお、原則固定対象外、または非公開の場合は「非公開」という表記になっています。

LIGHTFXを詳しくみる

各社のランド円スワップ比較表

会社名 スプレッド 買スワップ 売スワップ 取引単位

トレイダーズ証券

 LIGHTFX

100 -100 20,000通貨

ヒロセ通商

 LIONFX

0.8 97 -202 1,000通貨

DMM FX

1.0 90 -120 10,000通貨

インヴァスト証券

 トライオートFX

1.8 90 -190 10,000通貨

GMOクリック証券

 FXネオ

0.9 87 -119 100,000通貨

外為どっとコム

 外貨ネクストネオ

0.3 81 -181 1,000通貨

外貨ex byGMO

1.3 81 -231 10,000通貨

トレイダーズ証券

 みんなのFX

0.3 80 -80 1,000通貨

セントラル短資FX

0.9 80 -120 1,000通貨

FXプライムbyGMO

0.9 79 -109 1,000通貨

SBIFXトレード

0.78 74 -104 1通貨

FXブロードネット

16.4 56 -308 10,000通貨

外為オンライン

15.0 50 -300 10,000通貨

マネーパートナーズ

 マネーパートナーズ

0.8 9 -238 100通貨

※スワップ調査日:2021年09月24日※スワップは過去14日間の10万通貨あたりの平均値を掲載しています。※スプレッド調査日:2021年09月29日※スプレッドは原則固定(例外あり)となっており、市場の急変時や市場の流動性が低下している状況等に拡大する場合がございます。なお、原則固定対象外、または非公開の場合は「非公開」という表記になっています。※表示されているのはマネーパートナーズFXnanoのスプレッドです。またスプレッドは参考値となっており、キャンペーンスプレッドを含んでおります。キャンペーンの詳細は、マネーパートナーズのホームページをご確認ください。※また、FXプライムの米ドル円スプレッドは1取引当たり50万ドル以下の場合の値となります。※SBIFXのスプレッドは、1000通貨までが原則固定(例外あり)となっています。また、SBIFXでは注文数量に応じたスプレッドを適用しており、上記スプレッドは1,001~1,000,000通貨を取引する場合の基準スプレッドとなります。※GMOクリック証券のトルコリラ円のスプレッドは原則固定対象外になっているのでご注意ください。※外為どっとコムではスプレッド縮小キャンペーン(2021年10月2日午前3時まで)を行っています。キャンペーンスプレッドの提供時間は「9時〜27時の間」となりますのでご注意ください。また、米ドル/トルコリラ、ユーロ/トルコリラは原則固定スプレッドの適用対象外です。


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