アジア株 上海株は上げ幅拡大 全人代が閉幕、首相の減税発表を好感
アジア株 上海株は上げ幅拡大 全人代が閉幕、首相の減税発表を好感
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 29116.36(+264.97 +0.92%)
中国上海総合指数 3036.76(+46.08 +1.54%)
台湾加権指数 10414.63(+65.98 +0.64%)
韓国総合株価指数 2171.45(+15.77 +0.73%)
豪ASX200指数 6181.20(+1.61 +0.03%)
インドSENSEX30種 37991.02(+236.13 +0.63%)
アジア株は総じて上昇。
上海株は上げ幅を拡大、減税発表を好感しているもよう。全人代がきょう閉幕し、李克強首相が会見を行った。4月1日から付加価値税を、5月1日から社会保障保険料を引き下げると発表した。より大幅な税および料金の引き下げを行うことで経済への下押し圧力に対応すると説明した。また、中国副首相はライトハイザーUSTR代表らと電話で再度協議をしたとの一部報道や、トランプ米大統領が中国との交渉について「信じられないほど上手くいっている」と述べたことで米中通商協議進展への期待も出ているもよう。資本財や消費者サービス、素材関連など幅広い銘柄が上昇。ZTEなど前日に大幅下落したハイテクや通信サービス関連も買い戻されている。
上海株の上昇を好感して香港株も上げ幅を拡大、約1週間ぶりに節目の29000ポイント台を回復しいる。
執筆者 : MINKABU PRESS
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