反発、米石油製品需要の堅調さが買い戻しのきっかけに=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=48.17(+1.57 +3.37%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.96~1.57ドル高。その他の限月は0.96~1.55ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、ヒーティングオイルを含む留出油の需要が堅調だったことが反動高のきっかけとなった。米原油在庫は市場予想ほど減少しなかったものの、特に材料視されていない。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を手がかりとした動意は限定的だが、ドル高や株安に振れたことは原油相場の上値を抑えた。
時間外取引で2月限は売り買い交錯。通常取引開始後は買いが優勢となり48.36ドルまで上昇した。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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