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ダウ平均は続伸 ナスダックは大幅高 スペースXとスーパー・マイクロの数字を好感=米国株概況

株式 

NY株式21日(NY時間16:25)(日本時間05:25)
ダウ平均   52856.09(+360.21 +0.69%)
S&P500    7757.17(+44.60 +0.58%)
ナスダック   26702.86(+278.04 +1.05%)
CME日経平均先物 64965(大証終比:+185 +0.28%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。序盤は前日終値を挟んで上下動していたものの、次第に上げ幅を伸ばす展開。本日は原油が下落したこともあり、産業や金融セクターに買いが入った模様。

 また、本日はIT・ハイテク株への買い戻しが強まり、ナスダックは大幅高。前日引け後に公表されたスペースX<SPCX>の決算とスーパー・マイクロ<SMCI>の暫定決算が良好だったことでAI関連株への懸念を後退させていた。

 投資家は今後に相次いで発表される企業決算の内容を見極めようとしているが、米大手証券のストラテジストからは、今回の決算シーズンが年末に向けた株価上昇を後押しする可能性があるとの指摘が出ている。

 「短期的にはAIを巡る懸念や中東情勢、米中間選挙を背景に相場の変動が大きくなる可能性がある。ただ、投資家のポジションは比較的軽くなっており、バリュエーションも低下している中、企業業績の下支えが年末に向けた株価上昇に繋がると考えている」と述べた。

 AI関連投資の先行きを判断する新たな手掛かりを求める中、本日は引け後にメタ<META>が決算を発表予定。同社は今月初め、有料ユーザー限定で利用できる最新のAIモデル「ミューズ・ワンダー」を公開。良好な内容と見られているが、それに対して市場がどう反応するか注目される。なお、同社は、議決権のない新たな種類の株式を導入する計画だと伝わっていた。

 足元では、AI関連投資の持続可能性に対する懸念が市場心理の重しとなっている。投資家は社債を活用したAI投資の拡大や、インフラ需要が企業の巨額支出を正当化できるかどうかに再びスポットライトが当たっている。

 スペースX<SPCX>が決算受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。宇宙、通信、そしてAIの各事業とも好調だった。特にAI事業と衛星インターネット事業の大幅な成長が寄与した。また、マスク氏は決算説明会で、テスラ<TSLA>との統合を公式に支持する意向を明らかにしている。

 ネットフリックス<NFLX>が決算受け下落。広告事業が苦戦しており、売上高が伸び鈍化。同事業の売上高は当初想定を3億ドル下回るペースで推移。これに加え、映画やドラマの大ヒット作不在による視聴時間の伸び悩みも響いた。

 サーバーのスーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が暫定決算を公表し、大幅高。AI関連の需要を背景に予想を上回る売上高見通しを示した。粗利益率も12.0-12.5%を見込む。

 手術支援ロボット「ダヴィンチ」を手掛けるインテュイティブ・サージカル<ISRG>が決算を受け下落。手術件数やダビンチ手術件数が前年同期から伸びが鈍化した。通期のダビンチ手術件数も予想を下回った。市場では上方修正が期待されていた。

 AT&T<T>が決算を受け下落。携帯電話のポストペイド契約純増数が予想を下回ったことが嫌気された模様。

 クレジットカードや自動車ローンなど金融サービスのキャピタル・ワン<COF>が決算を受け上昇。純受取利息(NII)、純金利マージン(NIM)も予想を上回った。

 ジェネリックや医療機器など広範なヘルスケア製品を手掛けるアボット・ラボラトリーズ<ABT>が決算を受け下落。既存事業売上高の見通しを下方修正した。

 AI搭載無人システムを手掛けるエーベックス<AVEX>が大幅安。米海軍が同社傘下のブラックシー社が製造する高速無人艇「GARC」の追加購入を打ち切る方針を決めた。

 宇宙ロケットと宇宙船を手掛けるファイアフライ・エアロスペース<FLY>が上昇。同社は、米航空宇宙局(NASA)の月探査ミッション「ムーンフォール」で使用する宇宙船「エリトラ」の基本設計審査を完了したと発表した。

 テーマパーク運営のシックス・フラッグス・エンターテインメント<FUN>が下落。同社は経営不振が続いているが、アナリストが目標株価を従来の10ドルから5ドルに引き下げた。売上高の低迷と財務レバレッジの上昇を理由に挙げている。

ネットフリックス<NFLX> 65.04(-3.65 -5.31%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 35.57(+3.10 +9.55%)
インテュイティブ・サージカル<ISRG> 428.12(-9.88 -2.26%)
AT&T<T> 21.91(-1.51 -6.45%)
キャピタル・ワン<COF> 206.66(+5.10 +2.53%)
アボット・ラボ<ABT> 100.51(-1.94 -1.89%)
アエベックス<AVEX> 9.68(-4.66 -32.50%)
ファイアフライ<FLY> 17.66(+1.35 +8.25%)
シックス・フラッグス<FUN> 7.07(-0.79 -10.05%)

アップル<AAPL> 343.99(+4.49 +1.32%)
マイクロソフト<MSFT> 532.95(+1.08 +0.20%)
アマゾン<AMZN> 262.37(-0.26 -0.10%)
アルファベットC<GOOG> 330.95(-5.45 -1.62%)
アルファベットA<GOOGL> 334.76(-5.52 -1.62%)
テスラ<TSLA> 386.47(+12.76 +3.41%)
スペ-スX<SPCX> 159.31(+11.52 +7.79%)
メタ<META> 697.52(+3.27 +0.47%)
エヌビディア<NVDA> 221.97(+5.50 +2.54%)
AMD<AMD> 552.72(+17.98 +3.36%)
イーライリリー<LLY> 1270.75(-12.91 -1.01%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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