【本日の見通し】ドル円は方向性を探る展開が続く
【本日の見通し】ドル円は方向性を探る展開が続く
先週の米物価統計はともに強めの結果となった。もっともドル高の勢いはそれほど強まらず、ドル円は157.50円〜159.00円手前のレンジを中心とした推移となっている。先週発表された米消費者物価指数、生産者物価指数はともに伸びが加速したものの、今月会合での利上げ観測は限定的にとどまっている。12月までの追加利上げ期待は一段と高まったものの、発表前から市場の大勢が利上げを織り込んでいたため、相場への影響は限られた。
今週は目立った米経済指標の発表予定がなく、先週末から米連邦公開市場委員会(FOMC)前のブラックアウト期間に入ったことでFRB関係者の発言機会もないため、やや材料不足感がある。ドル円は来週27・28日に開催されるFOMCをにらみつつ、様子見ムードが強まりそうだ。
ドル円は158.00円を中心とした推移が続く可能性が高い。157円台半ば近くでは買いが出る展開を見込んでいる。
ユーロはフランスのデモの一部暴徒化など情勢緊迫化を受けて、早朝は下げて始まった。その後買い戻しが入っているものの、警戒感は根強い。戻りでは売りが出やすく、ユーロドルは1.12台後半で上値が重くなりそうだ。
ユーロ円はユーロ売りとドル円での円売りが交錯。週明けはユーロ売りの勢いが強く、先週末終値の177.50円台から176円台へ急落して始まった。その後は買い戻しが入っているが、177円台後半では売りが出る展開か。
ポンドドルはユーロ安もあって朝方はやや上値が重くなっているが、1.32台では買いが出る展開か。ポンド円は210円台を中心とした推移で、次の方向性を探る流れ。注目は水曜日21日の英物価統計。英CPIの伸びが加速する可能性が警戒されており、相場が下押しした局面では買いが出る展開が見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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